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破談はケーヨーEKを誘発した。
ケーヨーはKの地盤である京都のニック産業の買収を発表し、Kはケーヨーの強い東京と神奈川に1万平方メートル級の大型店で乗り込む。 だが、中小が群雄割拠するこの業界は、まだどこも4000億円ラインを突破しておらず、今後も合併した企業同士の合併や提携が進むだろう。
家電量販1位、2位のヤマダ電機、コジマの上州戦争も一服したこの業界も、激しい版図の塗り替えが繰り広げられている。 ヤマコジという新興家電量販の攻勢に、苦戦を強いられていた老舗が反撃を開始するという構図だ。

01年5月にデオデオとエイデンは共同で持株会社エディオンを発足させた。 同年11月にはデオデオとエイデンの2社と株式を持ち合う形で上新電機が資本業務提携し、これにミドリ電化も加わった。
さらに02年2月、このグループにベスト電器が業務提携したことで、総合計売上高1兆3000億円の5社連合が誕生した。 5社はいずれも名古屋以西に多くの店舗網を持つ。
ヨドバシカメラやピックカメラなどを含めて関東対関西の家電ウォーズの勃発である。 ヨーカ堂やダイエーなど大手リテイラーも巻き込んだ合従連衡の激しい業界だ。
イオンは包囲綱を突破できるか。 HCの大型出店も続く。
ジョイフル本田が群馬県新田町にオープンした新田店は売場面積が約3万平方メートルと日本最大級だ。 平均的店舗の10倍以上の巨艦店で、一般家庭向き商品だけではなく農薬散布機や鋼材など工務店や園芸業者が利用する専門商材もずらりと並ぶ。
Wマートのスーパーセンターの出店が噂された千葉県印西市の土地4万平方メートルに03年1月に超大型店を開業した。 さらにここもW社が噂にのぼった東京都瑞穂町に10万平方メートルを確保し04年にも超大型店を開く計画だ。
栃木県にも同規模の店舗を05年メドに出店する。 ジョイフル本田はW社と取引関係もあり、その動きは対抗というより先乗り的ですらある。

大型店の開設はまさにHC業界のイオンだ。 国内リテイラーでイオン以外にスーパーセンターをオープンさせている地場スーパーに「みった」(福井県)がある。
福井県の人口1万3300人の坂井町には、みった本社と同社のスーパーセンター一号店「プラント2坂井店」があるが、すべてがKマートを避け田舎から出発したWマート流だ。 この店のPOPの文句は「いつでもこのお値段」。
豆腐一丁28円、缶ジュース(190ミリリットル)が28円という価格帯だ。 同社の商圏分析は明解。
「オーバーストアなのは都市や郊外の店舗。 田舎にはまだまだ勝機がある」と、3つの条件を想定し出店している。

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